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2017.11.12 ページ公開
2018.5.27 ページ修正
BVEでは、プラグインをそれぞれの車両データに組み込むことができます。プラグインを使用すると、車両側でいろいろな動作を行うことができるようになり、場合によっては再現性をかなり向上させることができます。
プラグインを作ってみたいと思ったあなた、はじめの一歩を学んでいきませんか。
はじめに...プラグインを作るのに必要なもの
プラグインを作る際には、C++というプログラミング言語の知識が必要です。プログラミングをやったことがない方は敷居が高そうと思うかもしれませんが、安心してください。インターネット上には数々のC++入門者向けのサイトが存在します。筆者は基礎の部分はすべて
インター
ネットを用いた独学でやってきましたが、ある程度のプログラムは組めるようになりました。やる気さえあればあなたもきっとできるはずです。
C++でプラグインを作成するにあたって、ここではVisual Studioというソフトを使用します。パソコンのOSはWindowsを対象としています。
Visual Studioをインストールする
ここでは、最新版の Visual Studio 2017 Community を使用します。
ダウンロードとインストールは以下のサイトが参考になると思います。「1.Visual Studioの準備」を読み進めてください。
セオライドテクノロジー
注意してほしいのは、インストールするのにかなりの時間がかかるということです。また、快適に動かすならパソコンにそこそこのスペックとディスクの空き容量が必要です。BVEがサクサク動くパソコンなら大丈夫でしょう。ちなみに、インストールする機能を絞ったところVisual Studio自体は筆者の手元にあるメモリ2GB、空き容量10GBの低スペックPCでもギリギリ動きました(快適に動いたとは言っていない)。詳しいシステム要件はGoogle先生に聞いてみると答えてくれます。
サンプルソースを入手して開いてみる
次に、
公式サイト
からサンプルソースをダウンロードしましょう。ダウンロードしたzipファイルを解凍すると、フォルダの中に「
Ats.vcproj」というファイルがありますので、見つけて開いてください。下
のような画面が出たら、「Microsoft Visual Studio 2017」を選んでください。
すると、Visual Studioが立ち上がり、おそらく「プロジェクトとソリューションの変更をレビュー」という画面が出ますので、「OK」を押してください。昔のバージョンのVisual Studioで作られたプロジェクトをアップグレードして、開けるようにするためです。
いよいよ完成
無事開けたら、「Ctrl+Shift+B」を押してビルドしましょう。ビルドは、ざっくりいうと人間に読み取れるソースコードを機械の言葉に翻訳して、実行に必要なファイルを作る作業です。成功すると、「出力」というウィンドウに「ビルド: 1 正常終了」と出てきます。(以下の画像)
「
Ats.vcproj」があるフォルダに「Debug」というフォルダができますね。これを開いてみてください。中に「Ats.dll」というファイルがあるはずです。これこそがプラグインの正体です。意外と簡単にできましたよね。
道のりはここから
ここで作ったプラグインもATSの基本的な機能を含んでいて、車両データに組み込んで動作させることができます。もちろん、ソースコードを変えれば自分なりのプラグインを作ることもできます。可能性は無限大です。C++を学んで、どんどん新しいプラグインをつくっていきましょう。
(偉そうなことを書いている私も、まだ勉強中の身です。(汗))
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